艮為山(ごんいざん)

易から見る激動の世 それを見る不動の己

今日という日を忘れない

今日、というより昨日のことです。

大切な人と別れ話をしました。

 

何か非人道的なことがあったわけではありません。

(浮気とか)

 

お互いの想いがすれ違っていき、

需要と供給のようなバランスが取れなくなり、

関係を解消しようという話。

 

そこにある(いる)ことが当たり前になると、

大切さには気付けないものです。

 

話をしていくなかで、

お互いがまだ好き同士だったんだと気付きました。

涙が止まりませんでした。

 

それでも将来のことを考え、

最終的には別れることに。

 

最後に、

「これからの(あなたの)ことは知れないんだな」

と相手が言った言葉がずっと響いています。

自分は素晴らしい人を好きになったんだな。

 

正直、ヨリを戻したい気持ちでいっぱいです。

でもその気持ちを糧に、

今までと違う一歩を踏み出します。

 

願わくは、

またどこかであって成長した姿を見せる。

そんな再会をしたいです。

月蝕

今晩は皆既月蝕でした。

 

最近テレビ見てないので

情報に乏しいですが、

何やらレアな月蝕だったようで。

 

月が赤く見えました。

 

ベランダから写真撮りながら、

半纏を来て

おでんをハフハフし

焼酎で流し込む。

 

図ったわけではありませんが、

すごく日本人なことしてました。

 

日本に生まれてよかった。

雪見露天風呂

日光に行ってきました。

先日の雪で日光も雪まみれ。

 

現地の方いわく、

今年の雪は残ると。

残った雪の上からまた降るから、

いつまでも雪が溶けないと。

 

神社仏閣におつとめの皆様は、

薄着の方ばかりでした。

お疲れ様です、としか言いようがないです。

 

 

さて日光東照宮に行ったあと、

温泉に寄ってきました。

一時間ほどの入浴時間でしたが、

とてもいい時間でした。

 

なかでも雪見露天風呂は格別。

雪を山を枯れ木を鳶を、見つつ、

地から湧き出る温泉に浸かる裸の自分。

 

なんと自然なんだろう。

なんと地球なんだろう。

 

人間として、ではなく、

地球の生命体として良い時間を過ごせました。

 

雪見露天風呂は本当におすすめ。

はまりそうです(笑)

子は宝じゃ

大河ドラマ「西郷どん」の、

先日の回のタイトルも

『子どもは国の宝』でした。

 

私事を言うと、

子どもはまだ授かっていません。

 

ただ、仕事として英語講師をしており、

教え子に中学生一年生がいます。

 

この子がなかなかの問題児で

英語の覚えがすこぶる悪いのです。

 

学校での英語テストが毎回一桁で、

学校の先生に匙を投げられて

私(たち)のところに辿り着きました。

 

この子に教えて約3ヶ月。

英語漬けになるよう徹底管理してきました。

英語が苦手な子には酷な話です。

 

今日が新年初レッスンだったので。

英語について今どう考えているか聞きました。

 

普段はふざけてるのかと思うくらい、

飄々とした感じの子ですが、

今日の話で少しうるっとしました。

 

本当はできないことは悔しい。

英語できないと将来ヤバいとは感じている。

センター試験で困らない程度には頑張りたい。

でも最近アメリカの大学もいいなと思ってる。

俺やるときはやるんだ。

頑張るね。

 

点数一桁の子が言うセリフじゃねえ(笑)

 

将来のことを話す子どもの目って、

何事にも代えがたいほどキラキラしてるんです。

 

こういう子たちがこれからの日本をつくる。

 

彼ら彼女らが活躍するときが来たら、

私たちは最高の状態で

バトンタッチしなければならない。

 

少子化の弊害は、

こういう考えの大人が少ないことにも、

問題があるのかもしれない。

じっくりコトコト

今日は都内でも雪みたいですね。

こんな日は鍋もので温まるのが良さそうです。

 

六十四卦のうち、

火風鼎(かふうてい)

という卦があります。

 

これは正に、煮炊きをする「かなえ」です。

 

いろいろな具材を鍋に入れて、

急がず焦らず、

味が浸透するまで、

じっくりコトコト煮ましょう。

 

簡単に言うとこんな意味の卦です。

 

一人だと出来ないこともある。

成果が出るまで、時間が掛かることもある。

 

ただ、その道が正しければ、

おいしい「煮物」は必ず出来上がります。

 

なかなか結果が得られないときは、

成果物の出来上がりに期待しすぎるのでなく

今の状況が正しい道かどうかを

考えてみるのが大切です。

 

三本脚の「かなえ」は、

脚のバランスが一本でも悪ければ

たちまち倒れてしまいます。

 

心技体でも何でもいいですが、

自分の要素がその道に合ったものか

じっくり考えてみてください。

易で見てあげて良かったこと

このブログで何度か

「気軽な気持ちの人には易を紹介しない」

と書いています。

 

 

そういう人の悩みって

悩みの根元が曖昧だったり、

そもそも悩みというほどじゃなかったり、

そんなことも多いです。

 

 気軽な気持ちの悩みに対して何を応えても

その人には何も響かないんです。

 

これは易であろうと、

友人間の相談事だろうと、

同じことです。

 

もちろん

易を乱用されるのが嫌、というのも

みだりに紹介しない理由のひとつです。

 

 

逆に本当に悩んでいる方には、

易の応えもはっきりと示され、

その方にはストレートに

応えが浸透していくのが分かります。

 

昨日に私が易を立てた方は

まさにそんな様子が見てとれました。

 

仕事や結婚や体調など、

いろいろな面で岐路に立つ方でした。

 

その方の質問は3つ4つくらいでしたが、

悩みの根元が取り除かれて、

とてもいい顔をされてました。

 

「このタイミングで見たもらって本当に良かった」

そんな嬉しい言葉をいただきました。

 

運や縁は確実に存在します。

その訪れによる出会いは大切にしましょう。

 

そんなつながりで私が易を紹介した方には、

本当の姿で幸せな人生を送ってほしいものです。

易を紹介してよかったお話

私には易のお師匠さんがいます。

その方は易で生計を立ててるわけではなく、

いろいろなことをしています。(漠然)

 

海千山千というと語弊があるかもですが、

酸いも甘いも経験されている方です。

 

そんな方なので易の読み方が深い。

コンサルタントでもなんでも、

経験値が高い人の言葉は響く。

そういうもんです。

 

昨日は私の知り合いを

お師匠さんに見てもらいました。

 

普段は私が易を立てるのですが、

いろいろな巡り合わせで

私よりお師匠さんがいいかなと。

 

前回の記事のように、

気軽な気持ちの方には

そもそも易の話をしません。

 

私の知り合いは私にとっての恩人で

そんな恩人が心の底から悩んでいました。

これは易の(お師匠さんの)出番だ!

 

結果はすごく良かったみたいです。

もやもやが晴れて

これからの道が見えた。

そんな顔をされていました。

 

ご紹介ができて本当に良かった。

 

易は神様からのアドバイスであり、

それを活かすも無視するも個人次第。

 

とはいえこのご縁がもたらすものが、

恩人の道標となれば

易者としてこの上ない喜びです。