艮為山(ごんいざん)

易から見る激動の世 それを見る不動の己

子は宝じゃ

大河ドラマ「西郷どん」の、

先日の回のタイトルも

『子どもは国の宝』でした。

 

私事を言うと、

子どもはまだ授かっていません。

 

ただ、仕事として英語講師をしており、

教え子に中学生一年生がいます。

 

この子がなかなかの問題児で

英語の覚えがすこぶる悪いのです。

 

学校での英語テストが毎回一桁で、

学校の先生に匙を投げられて

私(たち)のところに辿り着きました。

 

この子に教えて約3ヶ月。

英語漬けになるよう徹底管理してきました。

英語が苦手な子には酷な話です。

 

今日が新年初レッスンだったので。

英語について今どう考えているか聞きました。

 

普段はふざけてるのかと思うくらい、

飄々とした感じの子ですが、

今日の話で少しうるっとしました。

 

本当はできないことは悔しい。

英語できないと将来ヤバいとは感じている。

センター試験で困らない程度には頑張りたい。

でも最近アメリカの大学もいいなと思ってる。

俺やるときはやるんだ。

頑張るね。

 

点数一桁の子が言うセリフじゃねえ(笑)

 

将来のことを話す子どもの目って、

何事にも代えがたいほどキラキラしてるんです。

 

こういう子たちがこれからの日本をつくる。

 

彼ら彼女らが活躍するときが来たら、

私たちは最高の状態で

バトンタッチしなければならない。

 

少子化の弊害は、

こういう考えの大人が少ないことにも、

問題があるのかもしれない。