艮為山(ごんいざん)

易から見る激動の世 それを見る不動の己

易とは その一

易って何?を簡単に説明したとき、
「あぁ~、占いね!」
というリアクションがほとんどです。

あえてその場では否定しませんが、
(説明が長くなるので笑)
易は占いではありません。

そもそも易は、易経や易学と言われ、
古代中国から伝わる学問とされます。

易経」という名前で、
五経の一つだとピンとくる方もいると思います。

しかし、易を学んでいる身として
もう一歩踏み込んだ表現をしております。

「易は神様との会話」だと。

神様との会話を
人間世界の言語に落とし込むために、
筮竹や陰陽八卦を使うのです。

易者としての腕前は、
神様の言葉をどこまで理解し、
言語化できるかに掛かっています。

異国言語を翻訳する、
翻訳家のようなものですね。

易を立てる流れなど、
さらに詳しい話は別の機会に。